Welfare Design Contest
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第6回 Welfare Design Contest 表彰式

応募作品を「①新規性 ②デザイン性 ③ユーザビリティ ④安全性 ⑤プレゼンテーション」の5つの観点から審査した結果、10作品が選出され、3月16日(土)に新宿野村ビル(東京都新宿区)にて表彰式および展示(2019年3月16日(土)~ 2019年3月29日(金)夕方まで)を行いました。
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主催者挨拶
(医療ネットワーク支援センター理事長 人見 祐)
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審査員から各作品の講評
(芝浦工業大学 デザイン工学科 吉武教授)
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審査員から各作品の講評
(首都大学東京 インダストリアルアート学科 金教授)
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審査委員長の青木教授(日本大学 特任教授)からの表彰
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受賞者から作品についての発表
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受賞者の作品は、新宿野村ビルのロビーに展示
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受賞者の皆さんと審査員で記念撮影
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表彰式後の懇親会

審査委員総評

  6回目となる今年は、「駅や商業施設等の公共スペースにおける不自由のない日常を支える楽しいデザイン」というテーマでしたが、様々なアイデアが多く出され非常に充実してきました。
回を重ねるごとに、高齢化社会や障がいに対する関心と理解が深まるとともに、変化の激しい社会の中で、多様なニーズに応え、人々の共感を得られる作品が多く見受けられました。まだ学生でありますが、各々独創的な問題の解決策を提示するとともに、オリジナルの方法でプレゼンテーションをする姿にとても感心しました。
  さらに、最優秀賞を受賞した「acchi」を含め、洗練されたデザインや人口知能(AI)、スマートフォン等の最新の技術を取入れた作品が多く、これらの機能面を考慮したアイデアがたくさんありました。
  より良いアイデアを提案するためには、視野を広げて様々な角度から物事を見る力と同時に、その価値と意味を検討し、実現するための調査と研究が必要です。また受賞作には選ばれませんでしたが、多数の応募作品にはデザインの基本理念である独創性が十分に見られます。今後は、そのアイデアを育てるとともに、日本のデザインの発展と未来を導いていく次世代のデザイナーになることを期待しております。

第6回 Welfare Design Contest 受賞作品

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最優秀賞 「acchi​」
首都大学東京 小沼 雅直

社会問題の解決につながる新しいベルト型ナビゲーション端末
スマートフォンの普及が著しい現在、「歩きスマホ」が社会問題となっています。この作品は、従来の地図アプリのように経路を画面上で見るのではなく、目的地を常にナビゲーションしてくれるVRの最先端技術を取り入れています。幅広い年齢層に使ってもらえる点も魅力の一つです。審査員からは、「歩きスマホ」防止につながるという点が高く評価されました。また健常者は無論、目の不自由な方や高齢者等も活用できるという点も考慮されて最優秀賞に選ばれました。
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優秀賞 「lead」
芝浦工業大学 大野 良騎

視覚の障がい者に安心感を与えるユニークな白杖
視覚障がい者の方々が安心して歩行してもらえるようにと発案されたのがこの作品。手を引っ張る感覚によって安心感をもたらす研究から、手で持つだけで自然に誘導してくれるようなグリップ感を生かし、ユニークな形の白杖となりました。
さらに、スマートフォンの地図アプリと連携して目的地までのナビゲーション機能が付き、安心感と共に、歩行を十分にサポートしてくれると評価されました。今後、機能として効果的で、かつ、人の気持ちを重視する製品が世の中に必要ではないかと気づかせてくれたという点で優秀賞となりました。
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優秀賞 「EAZINO​」
台北科技大学/芝浦工業大学 黄 思遠

安全にエスカレーターに乗れる洗練されたデザインのベビーカー
公共スペースにおいて、既存のベビーカーは大変不便であると考え、このデザインが生まれました。エスカレーターに乗らざるを得ない状況で、いかに安全に乗れるかを着目し、折り畳み式とタイヤロック機能をつけることで安全面をサポートできるデザインにしました。
審査員からは、ベビーカーを押してエスカレーターに乗ることは危険な状態なので、水平に保つことができるのは、赤ちゃんに安心感を与えられると高評価でした。加えて、将来的に見てもこういった製品が必要であり、車椅子にも応用できるのではないかという点でも評価されました。

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優秀賞 「贈るロール​」
首都大学東京 福田 篤史

次の人へ優しさを贈るトイレットペーパー
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公共施設で多くの人が利用するトイレに着目し、日本特有のトイレットペーパーの三角折りの作品を提案しました。三角折りはおもてなしの心、マナーと言われるほど世界中に広まっている一方で、衛生上の問題があると示唆されている。そういった問題点を解決したのがこのデザインです。シンプルなデザインでありながら、今までにない発想で、多くの人々を幸せにできると高く評価されました。また、形状を決定するために、研究と実験を行ってきたという点も評価ポイントの一つとなりました。
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審査委員特別賞 「UENO BORDERTLESS AQUARIUM
         -UDを取り入れた水族館の設計」
東洋大学 芦川 茉梨子

多くの人が利用しやすいユニバーサルデザインを取り入れた水族館
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水族館の本来あるべき姿は、乳幼児や老人、障がいのある方でも健常者と同様、気軽に楽しめる場所ではないかと考え、「ユニバーサルデザイン」を取り入れる必要があると思案しました。受賞者本人が様々な水族館に訪問した実体験を基に、実在する水族館を想定してデザインしました。審査員からは是非とも実現してほしいとのことでした。さらに、細かな設計図が描かれていて、実現性の高いものとして審査員特別賞となりました。
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奨励賞 「Guide Rail」
芝浦工業大学 平井 里佳

電車に乗るときだけでなく、降りる際にも役立つ手すり
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近年、視覚障がい者による鉄道利用時の困難や危険、事故等が相次いでいる中、より安心して電車の乗り降りができるように考案された作品です。点字ブロックや音声案内等も工夫がされていますが、実際ホームから電車に乗る際、位置や距離等の多くの視覚情報が必要です。視覚障がい者の手助けとなるこの手すりは、情報を提供と共にに安心感を与えられると評価されました。今後は、電車ドアの荷物挟まりや思わぬ事故の可能性を、どう考慮すべきか明確にすると尚良いと思われます。
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奨励賞 「ばいくる」
芝浦工業大学 森 夏海 

空間を快適に、楽しくさせてくれる駐輪場のアイデア
環境への配慮や自分自身の健康面から通勤・通学で自転車を利用する人が多く見られますが、一方、自転車を駐輪する場所への工夫がなく、利用者にとっては不便と感じることが多くなっています。そのような問題を解決するために発案された駐輪場のデザインです。
特に、朝の忙しい時間帯に利用する人が多くいることから、スマートフォンで瞬時に空いているスペースを確認でき、長時間待つ必要もなく駐輪できるところが評価されました。また、大人数が一度に出し入れできるというメリットも評価のポイントとなりました。
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奨励賞 「満員電車の中で安全・安心な
​              子供専用のスペース」
首都大学東京 真野 友里子

堂々と、楽しく外出したくなるファッションデザイン
現在の日本では、都市部に様々な施設が集中しており、子供たちが満員電車に乗らざるを得ない状況となっています。このような背景から、子供たちが安心して電車に乗ることが出来るためのスペースを提案しました。また小さな子供だけではなく、ベビーカーを持つお母さんたちにも安全で、安心感を持ってもらえるようにと工夫されています。今後、電車内のデザインを考える 上で非常に参考となるアイデアだと高評価でした。是非この作品を実現してほしいと受賞されました。
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奨励賞 「HELP CANE」
首都大学東京 町田 翔

すべての世代が視覚と触覚で楽しめる福笑いだるま
視覚障がい者にティーチングアシスタントをしていた時に、日常生活での不便な事柄を聞いていて解決したいと思ったのがきっかけで提案された作品。課題とも言える「SOSサイン」の伝え方について、日常でよく目にする回転灯が適していると考え、デザインに組み込みました。
実際の使用場面が細かく描かれているところが評価されました。なお、普段の生活ではなかなか気づけないところに着目しているという部分も評価ポイントの一つとなりました。
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奨励賞 「旅行・帰省時に使える 障がい児用シャワー椅子」
東洋大学 高橋 潤多

点滴しながら着替えられる斬新なアイデア
脳性麻痺の子供を持つ保護者から、旅行や温泉等の 公共施設の利用時に、親子が楽しく安全にお風呂に入ることができないというお悩みから考案した作品。より軽くて乾きが早い、コンパクトなサイズと簡単な 操作というコンセプトのデザインです。子供の体勢を変えなくても簡単に使えて、入浴時は無論、遊びや食事の際にも活用できる点を高く評価し、奨励賞に推されました。また、単なるアイデアにとどまらず、実際試作品を作り、多方面から研究した成果も評価されたポイントでした。
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過去の受賞作品

第1回(2013年度)Welfare Design Contest 受賞作品
第2回(2014年度)Welfare Design Contest 受賞作品
第3回(2015年度)Welfare Design Contest 受賞作品
第4回(2016年度)Welfare Design Contest 受賞作品
第5回(2017年度)Welfare Design Contest 受賞作品

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