Welfare Design Contest
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第3回 Welfare Design Contest 表彰式

応募総数89点の中から、「1.新規性 2.デザイン性 3.ユーザビリティ 4.安全性 5.プレゼンテーション」の5つの観点から審査の結果、下記11作品が選出され、2016年3月26日(土)に東京都新宿区にある国立国際医療研究センター病院ご協力の下、院内のアトリウム・ホールにて表彰式を行いました。受賞作品は同病院のアトリウム・ホールで2016年4月28日(木)まで展示いたします。
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主催者挨拶
(医療ネットワーク支援センター理事長 人見 祐)
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国立医療研究センター病院で行われた表彰式
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受賞者が作品のポイントや発想の背景を紹介
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最優秀賞「み楽膳」木村さんに審査委員長より賞金と副賞を授与
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受賞者と審査員で記念撮影
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受賞作は約1ヶ月間、病院アトリウムに展示

審査委員総評

コンテストも3回目となり応募数もかなり増えてきました。今回は工業専門学校の方が多く受賞されましたが、今後はこのような競争相手も増えてますますレベルがあがっていくのではないかと思います。
​応募作品は回を重ねるごとに洗練されてきている感じがします。実際に物を作ってきちんと使えるということを確認している方たち(作品)も多く見受けられました。
人間工学ではデザインされた物が「壊れないか?」「危なくないか?」「もっといい方法はないか?」といったことを客観的に証明していくことも大切なことですが、そういった面からみても、年々ちゃんと使える作品が多くなってきているように思います。アイデアだけでなく、同時にそれを実用化できる物にデザインしていくという点もさらに努力していただければと今後に期待しています。

第3回 Welfare Design Contest 受賞作品

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最優秀賞 「み楽膳」
芝浦工業大学 木村 洋介

脊椎が後弯した高齢者などの低くなった視線をサポートする食膳
すくいやすいスプーンや片手でも使える物など、食事用の容器は非常にたくさんの種類の物が出ていますが、器の中がよく見える、それが食事の美味しさ、生きる喜びにつながってくることに注目した点は素晴らしく、今までにないアイデアでした。器の中身がこぼれないかな?という点は少し気になりましたが、非常によいデザインで、これからも是非こういう食器に関するデザインを考えてほしいと思います。
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部門賞【アクティブライフ部門】 「わん!ダフルシューズ」
東洋大学 箱田 貴子

視覚障がい者が使い易く、夏の路面の熱さから盲導犬の肉球を守る靴
初めは犬に靴を履かせる必要性がわからなかったが、作品(プレゼンシート)を見ていくうちに、盲導犬は昼間の路面が熱い時間帯でも視覚障がい者に伴われて外へ出る必要があるということに気付き、この作品の必要性が理解できました。
実際に何回も作り直して、相当工夫されたことがわかる作品。犬が嫌がったり、履きやすさはどう計ったのかと思いましたが、盲導犬を使っている方々に意見を聞いたとのことで、その成果が出ている作品だと思います。
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部門賞【インフラストラクチャー部門】 「Rela-colon」
東洋大学 岩間 千晴

マットとテントを融合させた避難所でのプライベート空間ツール
一目で何に使う物かわかるという点が素晴らしい。材質のことや使う人のフィーリングなどもきちんと考えている点も良かった。見ただけで思わず入ってみたくなるようなデザイン、人を誘うようなデザイン性というのも、実際に物が使われる現場においてデザインの果たす役割であり、非常に良い作品だと思います。
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部門賞【センスウェア部門】 「感触あてブロック」
サレジオ工業高等専門学校 荘子 奈穂 ・ 上野 蘭

認知症予防に。日頃意識しない「感触」にふれ、「指先」で楽しむ
デザインを学んでいる学生の作品だなと実感させる作品でした。プレゼンテーションの能力が高く、非常に上手く表現できていました。単純なもので終わってしまいそうな物に複数の意味を持たせた点や、ビジュアル的にも非常に魅力的なデザインで素晴らしい。シリーズ化することによって商品化も考えられそうな実用的な作品でした。
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入選 「furuene(フルエーヌ)」
首都大学東京  小笠原 菜摘

フォーマルな場で使用する筆記補助ペンスタンド
矯正のための物やアイデアは結構ありますが、この作品のようにフォーマルな場でこういう点をサポートする物はあまり見たことがなく、非常にいい作品だなと感じました。また、クレイを使ってプロトタイプを作り、色々な手の大きさの人がいることも考えて、かなり工夫してこういう物を実現しようとした過程が見え、とても素晴らしいと思いました。
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入選 「Sanposi(サンポジ)」
芝浦工業大学 佐川 航

シニアの散歩を促進し“コミュニティ"を作る
シルバーサービスという観点から見て、公園の利用者データに基づいて作品を考えている点は評価ポイントでした。これからの高齢社会で地域包括ケアなど、色々なことを進めていかなければならない中で、公園の利用を市区町村など自治体の観点からも考えていたのはとても良かったです。これからもがんばって研究してほしいと思います。
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入選 「STICK GUIDE」
サレジオ工業高等専門学校 佐藤 彩花

杖を買い替える必要のない杖取付型音声案内端末
好みや状況によって使う杖は変わると思いますが、この作品はどういう物が求められているかや高齢者の多くが使っている杖など非常によく調べていて、どの杖にも対応できる普遍性を織り込んだという点が評価されました。作者が意識していたかどうはわかりませんが、「STICK(棒)にSTICKする(くっつける)」という言葉遊びみたいなところも面白いと感じました。
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入選 「SINGLE SIGNAL」
サレジオ工業高等専門学校 大本 健太

高齢者の交通事故を減らす、誰からでも見える新しい信号機
アイデアが非常に面白く、小さい子供なども同じような状況を抱えていると思うので、非常に広い層の人々に有効だと思います。ただ、渡る人にはいいけれど車を運転する人はどう見えるのだろう?という点は少し気になりました。でも「低い所から見える」というのは非常に素晴らしいアイデアだと思います。
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入選 「Touch Block」
芝浦工業大学 荒井 大悟

視覚障がい者のための新しい歩行補助ツール
毎年様々なアイデアの点字ブロックに関する作品の応募があるのですが、これまでの多くはLEDをつけるとか、色をちょっと変えるといった程度にとどまる作品が多く見受けられました。そんな中、この作品はただ「止まる」とか「進む」といった情報だけではなく、ブロックにたくさんの情報や機能を入れようと試みており、また、それにトライする作者の姿勢や今後の発展可能性などにも高い点数が集まりました。
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奨励賞 「感情バンク」
サレジオ工業高等専門学校 渡邉 日香里 ・ 下川 和倫

感情を「見る」、感情を「ためて、思い出す」
感情を目に見える形にして、楽しく「ためる」というアイデアに多くの評価が集まりました。キャンディみたいで容器にためていくととてもキレイで良いと思います。また、シニアだけでなく、子供のおもちゃや身体的に不自由な方にもアイデアを転用して考えてみると面白いのではないかとも思います。プレゼンシートを拝見していて、実際はどんな感じなのだろう?と、とてもモックアップを見てみたい気持ちにさせられた作品でした。
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審査員特別奨励賞 「Lip stamp」
首都大学東京 武田 真衣

ひと塗りで塗れるシニア女性向け口紅
手が震えたり細かい作業が困難になって自分では口紅をつけたりお化粧するのが難しくなった人が、簡単に口紅をつけられるというこの作品は、齢をとってもいつまでも美しくありたいと思う女性にとって嬉しいアイデアだと思います。気分が高揚し若々しくいられるのは、本人だけでなく周りの人にとっても良いことだと思います。デザインもセクシーで、楽しい元気の出るデザインでした。
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過去の受賞作品

第1回(2013年度)Welfare Design Contest 受賞作品
第2回(2014年度)Welfare Design Contest 受賞作品
第3回(2015年度)Welfare Design Contest 受賞作品
第4回(2016年度)Welfare Design Contest 受賞作品
第5回(2017年度)Welfare Design Contest 受賞作品
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第6回(2018年度)Welfare Design Contest 受賞作品​

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